平和に暮らしています

40代夫婦ふたり暮らし、生活の記録です

台風関連 改めて思ったこと

前回の記事では時系列に起こったことをまとめましたが、その後、ご近所さんや知り合いの話を聞く機会があり、改めて思ったことを後日談としてまとめます。

冷蔵庫が使えない

まずは知り合いの話。お肉を2kgまとめ買いして冷凍していた。もつ煮込みやカレーを作る時に使う予定だったのに、停電の間に腐ってものすごい異臭だった、とのこと。

このほかにも、アイスを買いだめしてたのが全部溶けた、牛乳やバターなどの乳製品をまとめ買いしてたので必死に消費した、などなど。皆さん大変苦労されたようです。

我が家の被害状況(冷蔵庫編)

冷凍していた野菜(かぼちゃ、小松菜、きのこ)、少し残っていた豚肉(ラップに包んで冷凍していた)、魚の冷凍干物などは全てだめになってしまい、全て処分。余っていた冷凍ごはんも再冷凍するわけにもいかず処分、手つかずの冷凍食品などは停電2日目に実家に持っていき溶けきる前に譲りました。牛乳は停電2日目までは常温でコーヒーに入れたりして飲んでいましたが3日目はさすがに怖いので残りは捨てました。

そんなわけで、大量のストックはしていなかったため被害はありましたが、感覚としては被害額はそれほどでもなかったように思います。

食材の大量ストックの是非

コストコも業スーも、二人家族の我が家ではあまり縁がないのですがYouTubeなどで買い物してきました~という動画をよく見ていて、食べきれない分をきれいに小分け冷凍している姿を尊敬しつつ「あんなに買い物して、冷蔵庫パンクしないのかしら」といつも不思議に思っていました。

沢山買ってきて冷蔵庫、冷凍庫でストック&消費する生活スタイルは大人数のファミリーや節約上手の方には向いているのかもしれないけど、今回のように不意に停電になってしまった場合、損失がかなり大きくなりそうだなと思ってしまいました。しかし、一方でそのストックがあるからこそ、非常時に焦って買い物に行かなくても済んだ、という人もいるかもしれません。

考えは人それぞれで何が正解、というのはないと思いますが、私個人の考えでは冷蔵庫に食材を詰め込むのはあまり好きではありません。ガランとしてるくらいが好きです。スーパーの隣に住んで、必要な分を必要な時に徒歩で買いに行って消費するのが理想ですが、実際は田舎に住んでいて買い物するにも車移動が必須なのです。そのため、数日分の食材を買い物します。理想と現実はなかなか一致しません。溜め込みすぎず、ほどほどでちょうどよいのかなと感じています。

災害に強いコープ生協

私はコープ生協の会員です。東日本大震災でスーパーからヨーグルトや納豆、食パンが消えたあの時もコープさんはそれらの食品を配達してくれました。そして、今回の停電中も冷蔵、冷凍食品を配達してくれました。かよい箱に保冷剤、ドライアイスをたくさん詰めて持ってきてくれて涙が出そうになりました。

生協は配達料がかかりますし、正直なところスーパーで買う方が割安だったりするのですが、普段定期的に消費する牛乳やヨーグルト、卵などを生協で配達してもらうようにしておくと、万が一の災害の時、私のように助かる場面があるかもしれません。

台風関連おぼえがき

先日の千葉県を襲った台風は、驚くほどの雨風をもたらしました。40数年生きてきて初めて「怖い」と感じ、これはまじでやばいぞと慌てた台風でした。毎年、日本のどこかで台風被害が起き、テレビニュースで映像を見ていたのに他人事だったのです。初めて自分が台風被害にあい、経験したこと感じたことを時系列にまとめます。

事前の準備 台風直撃9時間前

どうやら勢力がすごいらしいと聞き、ベランダの片づけ。具体的には、サンダルやほうき、ちりとりなどの小物を室内に片づけ。物干し竿は迷った末そのまま。

台風直撃(午前2時~5時)

窓にたたきつける雨音で目が覚める。風が強くあちこちからゴンゴン、ガンガンと何かが何かにぶつかるような音が聞こえる。自宅ベランダから大きな音、物干し竿が外れて落下するが、雨風が強すぎて窓を開けて片づけることができない。午前3時過ぎ、電気が消えたり点いたりを繰り返し、その後、完全に停電。水道、ガスは使える。

台風通過1日目 朝~昼

朝起きても電気はつかない。スマホNHK防災アプリを立ち上げ同時配信されているニュースを見る。この時点で台風は千葉県を通過し茨城付近へと移動していた。ベランダを見ると5センチほど浸水。排水溝が飛んできた葉っぱなどで詰まっている様子。あと数センチで自宅に浸水するところで、雨がやんでくれて助かった。その後1~2時間ほどかけて徐々に水が引いていった。

この時点で数時間もすれば電気は復旧するだろうと根拠はないものの楽観していた。とりあえず自宅内にいると暑いので、近所のショッピングモールに涼みに行こうと自宅を出発。信号機が消えているのを目の当たりにして、初めて広範囲に停電していることに気づく(自宅付近だけかと思っていた)Twitterで情報収集開始、どうやら停電は千葉県の広範囲で起きており、行こうとしていたショッピングモールも停電で営業していないことを知る。ショッピングモールだけでなく、コンビニもスーパーも電気が無ければ営業できないわけで、徐々に不安感が募っていく。

台風通過1日目 昼~夜

とりあえず昼はストックしていたカップラーメンを食べる。すぐに復旧すると思っていた停電が復旧しないので、Twitterで営業しているスーパー情報を調べ買い出しに出かける。信号がついていないので運転もヒヤヒヤ。総菜のコロッケをなんとかゲットし、自宅にストックしていたパックごはんを鍋で温めて食べるが湯煎して食べるためにはかなり長い時間鍋で温める必要があることを初めて知る。レンジで温めるよりも手間もかかるし、ぼそぼそしていておいしくない。仕方なくお茶漬けにして食べる。

台風通過2日目 

夜は暑くて何度も目が覚め寝不足。普段なら車で1時間の実家に1時間半かけて移動。風呂と洗濯機を借りる。実家は停電しておらず快適。スーパーで総菜弁当を購入。2日目から食欲がわかない。テレビでニュースを見て徐々に被害が大きいことに気づく。ネット検索で北海道で起きた大停電(大雪)は復旧に4~7日かかったことを知り、今回もそれくらいはかかるかもしれないと覚悟を決める。汗だくになるので化粧も出来ない、日焼け止めもスキンケアもする余裕がない。この頃から電波障害でスマホでネット検索がしづらい状況になる。

台風通過3日目

手洗いでの洗濯、水シャワーにも慣れてきた。食事はカップ麺やスーパーの総菜。しかし、夫婦そろって食欲がわかず総菜も食べきれずに捨てることに。長期停電の可能性も考え始め、実家への停電疎開やホテルへの避難を考え始める。

台風通過4日目

スマホやモバイルバッテリーへの充電は車で行っていたが、電波障害でつながりにくいため、ネットカフェの利用を試みるが混雑により却下。ショッピングモールの無料充電コーナーで充電させてもらう。あいかわらず食欲がわかないが湯船につかりたくなり、地元のスーパー銭湯へ。のんびりと身体を休めて帰宅。夕方に停電復旧。歓喜

備えておいて良かったもの

懐中電灯、ランタン、ラジオ、乾電池、飲料(水、お茶など)、モバイルバッテリー、ハンディファン(充電式)、汗拭きシート、水のいらないシャンプー、現金

震災を経験したおかげでこれらを常にストックしていた。ガソリンも半分減れば満タン給油をしていたので慌てることもなかった。ハンディファンはフル活用している最中に壊れるアクシデントあり。電子マネー類は使えないところもあったので、災害時は現金が必要。

反省点いくつか

・モバイルバッテリーの充電は週に1度フル充電という習慣を続けていたが、いつしか忘れることが多くなり、今回もフルに充電された状態ではなかった。常日頃から充電を心がけるべきだと反省。

・車のシガーソケットに取り付けていた車載充電器がUSB2口タイプで足りなかったので、4口急速充電タイプを追加購入。非常時用に車に搭載。

・充電式の首振りタイプ扇風機を追加購入。こちらも夏場は充電を習慣化するように。

・普段、天パでドライヤーやストレートアイロン必須の私。自然乾燥するほかなく、髪が大爆発し大変なことに。髪を止めるピンや帽子でなんとかやりすごしました。災害時を考えると、天パのショートヘアはリスク大。結べる長さまで伸ばすことも検討。

まとめ

まずは、今も停電、断水、家屋の損傷などで苦しんでおられる方にお見舞い申し上げます。今回、災害は突然やってくるもので、経験してみて初めて恐ろしさを知るものなんだと痛感しています。とはいえ、地震などとは違って台風の場合は数日前から予想進路、勢力の大きさなどが気象予報士によってある程度事前に知らされているので、きちんと情報収集して自分で備えをしなければだめなんだと改めて実感しました。

ダイエットって必要?

ふり返るとターニングポイントは35歳あたりだったと思う。10~20代は「痩せ」のカテゴリにいて、比較的スレンダー体型だった私が、35歳あたりから体型が崩れてきた。ウエストのくびれが消失し、お尻が垂れてきて、太ももはムチムチしてきた。鏡で見ると背中にも肉がついて、もっさりしている。当然、洋服のサイズもMからL、ものによってはLLをチョイスする場面も出てきた。

 

この頃から焦りが出てきて、ダイエットを意識するようになった。体重は年に1㎏くらいづつ順調に増えていき、減ることはほぼない。そんな私が、ある時急激に4kgほど痩せた。久々にパートとして働き始めたころだ。特にダイエットをしたわけでもなく痩せたのでうれしくて、Mサイズの服が着られるようになってウキウキしていた。

 

ところが、パートの仕事を辞めたら当たり前のように元の体重に戻った。仲良しの友達に「せっかく痩せたのにもとに戻っちゃったよー」と嘆いたら、「あの時は言わなかったけど」と前置きしたうえで、「急激に痩せたから心配した。あまり健康的な痩せ方には見えなかったし、今の方が健康的に見えて全然良いと思う」と真面目に話してくれた。そうか、周りからはそんな風に見られていたんだとドキっとした。

 

確かにウエストのくびれはなくなったけど、ビキニで出歩くわけじゃないし、手や脚はそれほど太くないから、自分が思っているほど見た目には太っているようには見えないんだなと思った。だとすれば、無理にダイエットするよりも、体重は現状維持を目標にして、自分の年齢に合ったメイクや洋服で、適度に筋肉をつけて姿勢よく、健康ではつらつと見えることを意識したほうが良いのではないか、と思うようになった。

 

人生が90年くらいと仮定すれば、折り返し地点を過ぎたところで残りの人生を考えた時に真っ先に意識したいのは、健康であること。そのためには、どう過ごすべきか。しっかり栄養をとって、良い睡眠をとって、ストレスをなくす。ダイエットって必要なのかな?極端な肥満で健康を害するのであれば必要だろうけど、現状の私は標準体型で、肥満でもなければ痩せでもない。だったら、無理なダイエットは不要で、健康的にキープすることを心がけよう。

 

ようやくこんな風に考えられるようになりました。

夫婦それぞれのかたち

私は現在、専業主婦(無職)です、というと友人や家族からは「働けばいいのに」とか、「毎日暇じゃないの?」とか決まって言われる。最近ではそのお決まりの言葉に傷つきつつも「主婦も意外と忙しいんだよ」などと返しているのだが。

 

まぁ、うちは夫婦2人で子供はいないので「子育て」を理由にしているわけではなく、正直なところ、自由な時間はたっぷりある。主婦業も忙しいけど日中全ての時間が家事に費やされるわけではないので、働こうと思えば数時間を捻出することは容易。主婦のすきま時間をパートに出れば、自分のお小遣い程度は稼げるのである。

 

実のところ、余っている時間がもったいないなと感じていて求人情報をそれとなくチェックしているのだけど、この状況になると決まって旦那が「働くの?」と悲しそうな目で私を見つめてくるので、私の気持ちが揺らいでくるのである。

 

そう、働かないもっとも大きな理由は「旦那の希望が専業主婦だから」なのである。これまでの結婚生活の中で、パートで働いていた時期もあったけど、私が家にいて主婦業に専念していると旦那の機嫌が良くて、穏やかにお互い気持ちよく生活できる。逆に、パートで働いていると疲れからいろんなことに余裕が無くなり、自覚はないけどイライラしていたり、家事が手抜きになったり、部屋が散らかったり、食事の支度が面倒になったりして、どうも良くない空気が家の中に漂い始める。多分、それが嫌なんだと思う。

 

こんなことを記事にすると、健康で体力もあるのだから働くべきだとか、少しでも稼いで将来のために貯蓄しておくべきだとか、働いて世の中の役に立つべきだとか、色々な感想をもたれると思う。でも、夫婦それぞれに考え方があるし、うちの夫婦の場合は、私が働かずに家にいることで平和が保たれているので、そういう家庭もあるんだなってことは理解してほしいと思う。働いていない=怠けている わけではないのです。

 

~~するべき、って言われるのはあまり好きじゃない。つまり、その人が思っている「普通なこと」から外れているからおかしい、と判定されているような気がして。あなたにとっておかしなことでも、私たちにとってはそれが居心地が良いから選んでいるのであって、全くの他人にあれこれ言われたくないというのが本音。なにか言われたとしても、右から左へ聞き流し、そうですかね~うふふと笑顔でかわせるようになりたい。

四十肩との歩み、痛みと付き合う日々

プロフィールではアラフォーと言っているのですが、今年の誕生日を迎えて四捨五入すると50代になりますので正確に言うとアラフィフなんですね(後日訂正します…)

身体も着実に歳を重ねているわけですが、昨年末ごろから肩の痛みに悩んでいます。これが噂の四十肩なのかしら?と思い始めてすでに半年。ここまでの歩みを振り返ります。

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